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「レンブラント版画名品展」長崎県美術館で開催 - 銅版画で描かれた光と影の世界
企画展「レンブラントハウス美術館所蔵 レンブラント版画名品展」が長崎県美術館で開催される。期間は2015年12月19日(土)から2016年2月21日(日)まで。
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レンブラント・ファン・レインは、黄金世紀と呼ばれた17世紀オランダを代表する画家。神秘的な光と影の表現や、陰影に富んだ深みのある人間像によって、日本でも最も知られた古の画家のひとりと言える。彼は油彩画のみならず、銅版画(主にエッチング)においても独創性を発揮した。生涯に制作された約300点の版画は、柔らかな明暗表現や自由な描線を特徴とし、油彩画とは全く異なる独自の世界を見せてくれる。
本展は、アムステルダムにあるレンブラントハウス美術館の貴重なレンブラント版画コレクションから、傑作として知られる《病人たちを癒すキリスト(百グルデン版画)》を始めとする作品約30点を紹介。聖書のエピソードから身近な人々の肖像、自画像、風景、そして日常生活のひとこまに至るまで、様々な主題が生き生きと描かれている。
油彩画ではない、レンブラントのもうひとつの側面を鑑賞してみてはいかがだろう。
【開催概要】
レンブラントハウス美術館所蔵 レンブラント版画名品展
会期:2015年12月19日(土)〜2016年2月21日(日)
時間:10:00〜20:00 (最終入場は閉場30分前)
会場:長崎県美術館 常設展示室第 1・2室
休館日:2015年12月28日(月)〜2016年1月1日(金)、1月12日(火)、1月25日(月)、2月8日(月)
観覧料:一般 400(320)円、大学生・70歳以上 300(240)円、小中高生 200(160)円
※2016年1月2日(土)・3(日)は入場無料。(18:00閉館)
※( )は15名以上の団体料金。
※県内在住の小中学生は無料。
※障害者手帳保持者及び介護者1名まで無料。
※「百花繚乱 中国リアリズムの煌めき」「ソフィ・カル―最後のとき/最初のとき」のチケットでも観覧可能。
【関連企画】
■レンブラントハウス美術館学芸員によるギャラリートーク
※前日内覧会を一般公開。
日時:2015年12月18日(金) 15:15〜15:45
会場:常設展示室
講師:レオノーレ・ファン・スローテン
料金:無料 (要本展観覧券)
■担当学芸員によるギャラリートーク
日時:2015年12月27日(日)、2016年1月10日(日)、24日(日) 15:00〜
会場:常設展示室
料金:無料(要本展観覧券)
■講演会「版画家レンブラント― 母型 マトリックスの変形、基底材の変容」
日時:2016年1月30日(土)14:00〜15:30
会場:ホール
講師:幸福 輝(国立西洋美術館客員研究員)
定員:先着100名
料金:無料(要本展観覧券)
■ワークショップ「はじめてのエッチング」 ※事前申込制
日時:2016年1月16日(土)10:30〜16:30
会場:アトリエ
対象:中学生以上
定員:20名
料金:300円(要本展観覧券)
申込締切:2016年1月5日(火)必着
ワークショップ申込方法:
1.参加者の氏名(ふりがな) 2.年齢 3.郵便番号 4.住所 5.電話番号を明記の上、FAX、e-mail またはハガキのいずれかの方法で申し込み。
ハガキ宛先:
〒850-0862 長崎市出島町 2-1 長崎県美術館「レンブラント版画名品展関連企画」係
FAX:095-833-2115
Eメール:workshop-01@nagasaki-museum.jp
※申し込みは1通につき2名様まで受け付け。各人1.〜5.を記入。
※応募者多数の場合は抽選となる。
※結果は当選者にのみ、開催日の1週間前までに通知ハガキを送付。
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