【銘柄フラッシュ】攝津製油など急伸しオーミケンシなども活況高

2015年12月2日 16:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 2日は、ユーグレナ<2931>(東1)が国産初のジェット機用バイオ燃料の実証プラント建設やバイオ燃料による2020年の初飛行計画などに期待が強まり一時16.9%高となり、大引けは8.8%高だが売買代金はメガバンク株に匹敵する大活況で東証1部の値上がり率3位(上場投信を除く)。日新電機<6641>(東1)は有機EL関連株の一角として保土谷化学工業<4112>(東1)などに続いて物色が強まり、大引けは9.1%高となり東証1部の値上がり率2位(上場投信を除く)。新日本無線<6911>(東1)は12月1日をもって売買単位を千株から100株に変更したことなどが言われて9.7%高となり東証1部の値上がり率1位(上場投信を除く)。

 東急建設<1720>(東1)は新国立競技場の財源に関する国と東京都の協議が決着したことなどが好感されて建設株指数が業種別指数の値上がり率1位になった中で首都圏に強いことや受注残の好調推移などが言われて7.0%高。東邦システムサイエンス<4333>(東1)は業績好調で生保系システムに実績あり、生保大手の資産運用商品の拡大報道などが連想買いを刺激したようで7.9%ストップ高。丹青社<9743>(東1)は10月締めの第3四半期業績が好調の見方などあり7.5%高となって今世紀の最高値。

 攝津製油<2611>(東2)はノロウイルス対策銘柄とされて18.1%ストップ高。オーミケンシ<3111>(東2)は雑菌の繁殖を防ぐキチン・キトサン繊維などが言われて15.5%高。

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は「テロメスキャン」を米創薬会社が使用との発表などが好感されて15.3%ストップ高。サンバイオ<4592>(東マ)は材料性ある中で調整期間が7カ月近くになるなどの値頃感が言われて11.0%高と出直りを拡大した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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