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三菱商事と千代田化工、ポルトガルで浮体式洋上風力発電事業に参画
三菱商事と千代田化工建設が出資参画したポルトガルの浮体式洋上風力発電事業の建設予定地(本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]
三菱商事、千代田化工建設は17日、それぞれの100%子会社Diamond Generating Europe社、Chiyoda Generating Europe社を通じて、EDP Renewables社、Engie社、Repsol社とともに、ポルトガルの浮体式洋上風力発電事業に出資参画したと発表した。三菱商事と千代田化工はそれぞれ20%ずつ出資する。
同事業は事業主体であるWindplus社が、ポルトガル北部Viana do Castelo市の沖合20kmの大西洋上に3機もしくは4機からなる合計25MWの浮体式洋上風力発電設備を設置するもの。商業運転開始は2018年を予定している。
採用する浮体技術「WindFloat」は、Principle Power Inc社が開発した半潜水型浮体式基礎構造による技術で、すでにVestas社製タービンV80(発電容量2MW)を搭載した実証機がPóvoa de Varzim市の沖合で稼動している。実証機は、過酷な天候条件にも左右されることなく、運用開始から4年間で16GWhを発電し安定的に稼動しているという。
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