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10月の人手不足関連倒産は前年比38%増―東京商工リサーチ
人手不足関連倒産の月次推移を示す図。(東京商工リサーチの発表資料より)[写真拡大]
東京商工リサーチが10日発表した人手不足に関連する企業倒産の集計によると、10月の人手不足関連倒産は29件で、前年同月に比べて8件(38%)増加した。内訳では、事業継承の課題が深刻化していることを背景に「後継者難」が7割強を占めるが、同社は今後、人手不足感が強くなる中で「求人難」型の推移が注目されるとしている。
同社によると、内訳は代表者死亡などによる「後継者難」型が22件、「求人難」型が5件、「従業員退職」型が2件だった。
また、1月~10月の「人手不足」関連倒産は264件で前年同期から16件(6.5%)増加した。内訳は、代表者死亡などによる「後継者難」型が前年比5.5%増の232件、「求人難」型が同22%増の22件、「従業員退職」型が横ばいの10件だった。
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