大胆政策で予想を超える成果生まれる 安倍総理

2015年11月7日 16:04

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 安倍晋三総理は6日、読売国際経済懇話会の講演会でスピーチし「これまでの想定を超える大胆な政策を実施すれば、予想を超える成果が生まれてくる」と自信をみせ、GDP600兆円の目標についても「これから毎年、名目3%以上の成長を実現すれば、2020年頃にはGDP600兆円は十分達成することができる」とアピールした。

 また、世界で最も企業が活動しやすい環境づくりへ、法人実効税率についても「数年で20%台にまで引き下げ、国際的に遜色のない水準へと法人税を改革する」とし「この目標の下に、今年4月から2.5%引き下げた。更に来年は0.8%引き下げることを既に決めている。来月決定する税制大綱では、これに確実に上乗せを行い、来年4月から更なる引き下げを実現する」と強調した。

 安倍総理は「安倍政権が発足してから、海外から日本への投資は10倍以上増加した」とも述べ、「日本のアジアにおける存在価値は確実に高まりつつあり、来年の春にはアップル社がアジアで初めての研究開発拠点を横浜でオープンする。こんな心強い朗報もある」など、政策に自信をうかがわせた。

 そして「経済界の皆さんにも、積極果敢に設備や人材への投資を行っていただきたい」と呼びかけた。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
日中韓は世界経済けん引原動力となるべき 総理
河野大臣に規制改革推進役も期待 山本元国務相
企業の投資環境整備へ聖域設けず取り組む 総理
民泊サービスの規制改革を提起 安倍総理
1億総活躍推進室スタート 縦割り排しと総理

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事