マザーズ指数は大幅続落、郵政グループ上場に関心向かい売買低調/マザーズ市況

2015年11月4日 16:53

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:53JST マザーズ指数は大幅続落、郵政グループ上場に関心向かい売買低調
 本日のマザーズ市場は、全体として利益確定売りが優勢となり、前週まで賑わっていたAppBank<6177>などの直近IPO銘柄が大きく下げた。本日東証1部へ上場した日本郵政グループ3社(日本郵政<6178>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>)に個人投資家の関心が向かった。とりわけ初値形成後にストップ高まで上昇したかんぽ生命保険に短期資金が流入し、新興市場は売買低調となった。なお、マザーズ指数は大幅続落、売買代金は概算で754.93億円。騰落数は、値上がり60銘柄、値下がり148銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、SoseiG<4565>、アイビーシー<3920>、PCIHD<3918>、Aiming<3911>、バルニバービ<3418>などが軟調。また、AppBankのほか、アクセルマーク<3624>、パートナーエージェン<6181>が10%を超える下げでマザーズ下落率上位となった。一方、前日まで5日連続でストップ高となっていたブランジスタ<6176>は、売り買い交錯で荒い値動きとなったものの、終値ではプラスを確保した。その他、フリークアウト<6094>、アイリッジ<3917>、UMN<4585>、モルフォ<3653>などが堅調。また、駅探<3646>、ネットイヤー<3622>がストップ高となったほか、新華HD<9399>が20%近く上昇した。《HK》

関連記事