臨時国会開かないことに自民支持者まで怒り―民主・枝野氏

2015年10月27日 12:01

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

民主党の枝野幸男幹事長は26日「街頭演説で、自民党支持者の方がむしろ臨時国会を開かないことに怒っていると実感している」と語った。そのうえで「自民党は、党支持者も怒っているのに、こうした声にどうお答えになるのですかね」と提起した。

 また、政府・与党が臨時国会を開かずに通常国会を1月4日に召集することを検討しているとのマスコミ報道には「臨時国会開会を要求してから、(政府が通常国会を開会するまで)2カ月半ぐらい期間がある。(開催要求から)1カ月ぐらいで召集する環境は充分整えられると思う」とし、そうした対応は「論外」とした。

 また、党内事情が抱える維新の党と連携についての姿勢を問われ「これまでも松野頼久代表と進めてきたわけだし、ご本人が交代を申し入れて来られれば別として、今後も、松野代表と連携にむけた話を進めていく」とした。

 また、自民党が過半数割れした宮城県議会議員選挙の結果について「全体として与党に厳しい選挙であったと受け止めている」とした。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
貯蓄から投資への流れ加速期待 郵政株で菅長官
憲法基づく臨時国会召集無視するなら憲法違反だ
臨時国会 与党と相談し最終決定する 菅長官
臨時国会召集を 衆院125人連名で
野党が臨時国会申し入れ、谷垣氏・官邸に伝える

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事