日韓親善友好の集いで歴史認識に言及―生活・小沢代表

2015年10月23日 11:42

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記事提供元:エコノミックニュース

 生活の党の小沢一郎代表は韓国・ソウルで開かれた日韓国交正常化50周年記念行事「日韓親善友好の集い・イン・ソウル」に来賓出席し、歴史認識について「日本人は戦前の歴史的事実をきちんと見つめ、認識し、謝るべきは謝り、正すべきは正すべき」と語り「日本人はもう少し大きく心を開き、皆様と信頼関係を築いていかなければならない」とあいさつした。

 小沢代表は日韓関係について「韓国と日本が国交正常化し半世紀になる。国交正常化当時、両国間の人的往来は年間1万人。今や年間500万人と飛躍的に増えている。このような友好協力関係に至るまで、両国の間には2000年以上の人や文化の交流の積み重ねがあった。韓国と日本は民族的、文化的、政治的、経済的にも、あらゆる意味で最も身近な隣人」とした。

 そのうえで「現在の日韓関係は政治的に必ずしも正常な状態にはない。これを正すには日韓両国が互いに傲慢さや偏見を捨て、謙虚に誠意をもって友好協力関係の発展に努めなければならない」と強調。

 また小沢代表は「北東アジアは政治、経済、安全保障で非常に不安定要因を抱えていることは事実」としたうえで「民主主義と自由経済という基本的価値を共有する日韓両国が地域の安定と発展のための中核となるように、あらゆる面で交流を深め、協力を進めていかなければなりません」と両国が努力し友好協力関係を一層強化していくことの重要性を呼びかけた。(編集担当:森高龍二)

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