三原康裕氏が夫婦共演 三陽商会「クレストブリッジ」が来春夏コレクション発表

2015年10月20日 10:33

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記事提供元:アパレルウェブ

 三陽商会のライセンスブランド「クレストブリッジ」が、2シーズン目となる来春夏コレクションを都内で発表した。

 場所は、東京・虎ノ門の高級ホテル「アンダーズ東京」の最上52階。東京タワーやお台場が一望できるルーフトップバーで披露された新コレクションは、同ブランドの伝統的な英国スタイルにシックでリラックスしたムードが加わった。ブルーレーベル(レディス)は、60年代のノスタルジックなエッセンスや、エフォートレスな要素をプラスしたマリンスタイル。夏らしいトリコロールカラーや、ピンクチェックも取り入れた。ブラックレーベル(メンズ)は、ロマンティックなムードを加えたミリタリースタイルや、デニム素材を中心にトラッドなアイビーをストリートカジュアルに落とし込んだスタイルを見せた。今回から、クリエイティブディレクターを務める三原康裕氏がスーツも手がける。

 三原氏の妻でジャズピアニストの上原ひろみさんによるパフォーマンスも注目を集めた。夫婦での共演は、2011年仏パリで発表したメンズコレクション以来。ショーのフィナーレでは、BGM演奏を行っていた上原さんが三原氏とともに挨拶。会場から大きな歓声と拍手が上がった。

 同ブランドは、6月に営業を終了した「バーバリー ブルーレーベス/ブラックレーベル」の後継ブランドとして今秋冬にデビュー。アイテム拡充によるスタイリング提案と、手に取りやすい雑貨の充実を図っている。9月の店頭販売から1カ月半が経過し、「20代~30代前半の若い顧客も増えている。新規顧客を獲得するという狙いに対していい反応が出ている」と内海嗣雄クレストブリッジ事業部長。

 今後の課題は、ブランドの認知拡大。ハウスチェックとして発表したクレストブリッジチェックを、来春夏でもアウターやドレスなどに多用しアピールを強める。クレストブリッジチェックのジャケットで登場した三原氏も、「クレストブリッジはこれからという段階。日本人が考えるブリティッシュ“ジャパティッシュ”をこのブランドから発信していきたい。もっともっとこのブランドは面白くなるから期待してい欲しい」とコメントした。

 10月23日からは、テレビCMの全国放映も開始する。
 





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