「フォンダシオン ルイ・ヴィトン建築展」が表参道で開催 - フランク・ゲーリーの製作プロセスを紹介

2015年10月18日 00:15

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記事提供元:ファッションプレス

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、フランス・パリのブローニュの森に構えた「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の建築プロジェクトを紹介する展覧会「フランク・ゲーリー パリ - フォンダシオン ルイ・ヴィトン建築展」を開催。2015年10月17日(土)から2016年1月31日(日)までの間、ルイ・ヴィトン表参道7階にあるアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン 東京」で行われる。


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これまで、ビルバオ・グッゲンハイム美術館やウォルト・ディズニー・コンサートホールなどを手掛けてきた建築家フランク・ゲーリー。2008年より構想を重ね、2014年に「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」を完成させた。コンセプトは「現代アートのための新たなスペール」。展示室だけでなく、ホール、オフィス、カフェスペースなども設けた文化・芸術複合施設である。


特徴は、巨大な帆を持つ艦船をイメージした外観だ。大きさの異なる3,600枚のガラス板と9,000枚のプレハブを利用して、ダイナミックで動きのあるフォルムを形成している。


本展では、同館が建設されるプロセスを紹介。初期のスケッチに加えて、製作過程で生まれた多くの模型などを6つのテーマにわけて展示する。設計図を用いず、紙の3Dスキャンを繰り返しイメージを構築していく、ゲーリーならではの手法は、展示物だけでなく動画でも鑑賞することができる。さらに、ドローンを用いて撮影されたビデオ映像により、新しい視点から「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」を体感できるのが魅力の一つだ。


オープニングに先駆けて、10月16日(金)に行われたプレビューには、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン社長兼CEO / フォンダシオン ルイ・ヴィトン プレジデントのベルナール・アルノーが来日。また、小澤征爾や小澤征良、小澤征悦、中田英寿、蜷川実花、福嶋リラ、高梨臨など多くの著名人が参加した。


【展覧会詳細】

フランク・ゲーリー パリ - フォンダシン ルイ・ヴィトン建築展

開催期間:2015年10月17日(土)から2016年1月31日(日)

会場:エスパス ルイ・ヴィトン 東京

住所:東京都渋谷区神宮前 5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7階

開館時間:12:00〜20:00

※12月31日は18:00閉館、1月1日は休館。

TEL:03-5766-1094

入場料:無料


【問い合わせ先】

ルイ・ヴィトン クライアントサービス

TEL:0120-00-1854


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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