HP、セキュリティ機能を備えたレーザープリンター3機種発売

2015年10月16日 05:42

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「HP LaserJet Enterprise M506dn」外観(写真:日本HP発表資料より)

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  • 「HP LaserJet Enterprise MFP M527dn」外観(写真:日本HP発表資料より)
  • HP LaserJet Enterprise Color MFP M577dn(日本HP発表資料より)

 日本HPは15日、セキュリティ機能を高めたレーザープリンターの新製品3機種を発売した。税抜き価格は、A4モノクロの「HP LaserJet Enterprise M506dn」が9万8,000円。A4モノクロ複合機の「HP LaserJet Enterprise MFP M527dn」が25万8,000円。A4カラー複合機の「HP LaserJet Enterprise Color MFP M577dn」が31万8,000円。

 セキュリティ対策は、PCだけでなくオフィスのネットワークに接続して使用されるプリンターにも必要であるが、半数以上の企業が対策をしていないという。この問題に対応するための製品だという。

 搭載されるセキュリティ機能は、BIOS(Basic Input Output System)攻撃の検知と自動リカバリを可能にする「HP Sure Start」と、安全性が証明されている既知のファームウェアのみをプリンターに読み込み、実行することを許可する「Whitelisting機能」、および端末の内蔵メモリを標的にした悪意のある攻撃を監視するための新機能「ランタイム侵入検知機能」。

 また、新製品はより高速かつ効率的な印刷を可能にし、1ページあたりの消費電力は最小に抑えられている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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