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8月の鉱工業生産、2カ月連続の低下―基調判断を「弱含んでいる」に下方修正
鉱工業生産・出荷・在庫・在庫率指数の推移を示す図。(経済産業省大臣官房調査統計グループ「生産・出荷・在庫指数速報 平成27年8月分」より)[写真拡大]
経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)の速報値は、前月比0.5%減の97.0だった。減少は2か月連続。基調判断は、前月の「一進一退」から「弱含んでいる」に下方修正した。
業種別では、はん用・生産用・業務用機械工(ショベル系掘削機械など)、電気機械工業(半導体・IC測定器など)、輸送機械工業(普通乗用車など)、金属製品工業(橋りょう、鋼管製管継手など)などが低下し、生産指数を押し下げた。
プラスチック製品工業(プラスチック製機械器具部品など)、石油・石炭製品工業(ガソリンなど)、化学工業(クレンジングクリーム、合成洗剤など)などは上昇した。
製造工業生産予測調査では、9月は前月比0.1%の上昇、10月は同4.4%の上昇を予測している。
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