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乳製品「輸入拡大圧力極めて強い」林農相
記事提供元:エコノミックニュース
林芳正農林水産大臣は30日から米国・アトランタで始まるTPP閣僚会合について「厳しい交渉が続くと思う」としたうえで「衆参両院の農林水産委員会の決議が守られたと評価頂けるよう、政府一体で努力を続けたい」と交渉にあたってのスタンスを示した。
林大臣は、乳製品について記者団から質され「交渉の具体的な中身は申し上げにくいが、ニュージーランドの首相が決着からほど遠いというような趣旨の発言をされたという報道にも接している」と交渉が難航するだろうとした。
林大臣は「ニュージーランドは乳製品の主要輸出国であり、我が国に対しても、我が国以外に対しても、乳製品の関税撤廃や輸入拡大を求める圧力は極めて強い」と述べた。
そのうえで「我々にとっては、衆参両院の農林水産委員会決議の中で、重要品目の一つになっている。交渉官レベルで作業が継続をしており、首席、閣僚と続いていくわけで、最後に残っているということは大変難しいということ。努力を重ねていきたい」とした。(編集担当:森高龍二)
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