H&M 、大阪・心斎橋に日本初のメンズ専門店

2015年9月6日 19:16

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記事提供元:アパレルウェブ


日本初のメンズ専門店「H&M EBISUBASHI MEN'S」

 カジュアルブランド「H&M」を展開するヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパンは9月5日、大阪・心斎橋に日本初のメンズ専門店「H&M EBISUBASHI MEN’S」(大阪市中央区心斎橋筋)をオープンした。ショップは4フロア構造で、メンズをフルラインナップしている。スタイリングを助言する“スタイルアドバイザー”が日本で初めて常駐する店舗だ。

男性客へ向けて、フルラインナップを提案

 同店は今春まで、グループ会社の「モンキ」と「ウィークデイ」が出店していた物件で、居抜き改装し、「H&M」ブランドのメンズ専門店として生まれ変わった。地下1階・地上3階建てで、売り場面積は約1,000平方メートル。フロアごとにテイスト・編集を変えて、幅広いメンズファッションを表現している点が特徴だ。

 現在はレディス専門店で以前、メンズ・レディスの複合店だった「H&M」の戎橋店が正面にあり、目と鼻の先でメンズ・レディスの各専門店を展開する初めてのケースになる。集客力の高い商圏の上、インバウンド客も期待できる好立地だ。

 同社のクリスティン・エドマン社長は、「各フロアでテイストを分けて表現し、見やすい売り場を作った」とショップの特徴を説明する。同社のメンズ分野が現在好調だと言い、こうした背景もメンズ専門店の出店につながったとみられる。

 もう1つ、同店の大きな特徴が常駐の“スタイルアドバイザー”だ。予約制で、来店客が同店で買い物する際、コーディネートを無料でアドバイスしてくれるサービスだ。海外では一部の店舗で実施しているというが、日本では初めての展開。メンズのみのサービスで、レディスでは行っていない。

 「男性客に限らず、女性客にも利用していただきたい」とエドマン社長。隣接するレディス専門店との回遊による相乗効果も視野に入れている。今後もメンズ専門店業態の出店を検討していくという。


1階にはデーリーユースのアイテムを集積した

スーツ類も取り揃えている(3階フロア)

エドマン社長

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