三陽商会「マッキントッシュ ロンドン」 日本橋三越に期間限定店舗

2015年9月2日 15:56

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記事提供元:アパレルウェブ


(左か3人目から)中陽次三越日本橋三越本店店長、杉浦昌彦三陽商会社長

 三陽商会はきょう2日、新ブランド「マッキントッシュ ロンドン」の期間限定店舗を日本橋三越本店の1階中央ホールに開いた。

 「マッキントッシュ ロンドン」は、英国マッキントッシュ リミテッド社とのライセンス契約により今秋冬デビュー。「マッキントッシュ」の代表的アイテムであるゴム引きコートなど、アウターウエアを主力に、スーツやカジュアル、雑貨を含めたオーセンティックなフルコレクションとして提案する。今回の期間限定店舗は、アウターなどの防寒商品の販売と、「マッキントッシュ」のアーカイブ展示を軸に、ブランドの世界観やクラフツマンシップが体感できる売り場としてオープンした。

 中陽次三越日本橋三越本店店長は同ブランドについて、「日本の気候風土や日本人の体型に合う、日本を代表するプレタポルテブランド」とし、「素材や縫製のクオリティーをはじめ、自信を持ってお勧めしていきたい」とコメント。杉浦昌彦三陽商会社長も、「三越にはマッキントッシュ ロンドンと感度が合うお客様がたくさんいる。広くアピールできる」と期待を寄せた。

 同社は、6月で運営が終了した「バーバリー ロンドン」に替わる同社の基幹ブランドの1つとして、7月20日頃から10月にかけ、百貨店を中心としたバーバリー店舗350店舗の7割に当たる263店舗を同ブランドに入れ替えている。きょう時点で8割にあたる229店舗をオープン。日本橋三越本店でも、8月12日にレディス、同26日にメンズ売り場をオープンした。杉浦社長は、「ブランド全体では、順調に推移している。レディスの雑貨の動きもいい」といい、「今後は防寒アイテムがどれだけ支持されるかが重要。ビジネス関連に強いメンズも含め、しっかり打ち出したい」と話した(同)。

 期間限定店舗では、コートやニットなどの先行販売や、33色の中から好みの色を選べるスコットランド製カシミヤマフラーのオーダーも実施。第一次・第二次大戦に英国陸軍に使用されたゴム引きバイカーズコートや、コート製作に使われた備品などのアーカイブ展示も楽しめる。9月8日まで。

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