【銘柄フラッシュ】PCIHDが急伸し資生堂など後場は堅調転換

2015年8月13日 16:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 13日は、森永製菓<2201>(東1)が猛暑効果への期待や好業績の再評価などとされて5.8%高となり、過去20年来の最高値を2日ぶりに更新したほか、協和発酵キリン<4151>(東1)も四半期好決算の再評価などから6.2%高となり高値を更新。東映<9605>(東1)は昨日発表の四半期決算がすでに増額修正済みだったにもかかわらず好感されて6.3%高と高値を更新し、アルバック<6728>(東1)は昨日発表の四半期決算が素直に好感されて17.0%高となり東証1部の値上がり率トップになった。

 福田組<1899>(東1)は11日発表の四半期決算と増配などを材料に連日高値を更新し5.8%高、大成建設<1801>(東1)は高決算に加え中央リニア新線の最大のトンネル工事入札を巡る期待などが言われて7日連続日々の高値を切り上げ、大引けは2.1%高だが過去20年来の最高値を連日更新。建設株が連日軒並み高い。

 三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)が前場の1.5%安(31円安)から後場は3.2%高(66円高)と切り返し、中国の人民元の切り下げにともなう不透明感が中国人民銀行の幹部会見に関する報道とともに後退し買い直された。資生堂<4911>(東1)の切り返して2.0%高、コーセー<4922>(東1)も切り返して3.2%高。

 PCIホールディングス(PCIHD)<3918>(東マ)は11日日発表の四半期決算が引き続き好感され、8月4日に上場したばかりで相場が新鮮とされて20.6%ストップ高の上場来高値。パピレス<3641>(JQS)は10日発表の四半期決算と業績予想の増額などがいぜん好感されて昨日までの2日連続ストップ高に続き10.6%高と連日急伸。日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)も7日発表の四半期決算や増額修正への評価が強く11.2%高と年初来の高値を更新した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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