7月の米雇用統計に対する関心はまずまず高いようだが・・・

2015年8月7日 10:30

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記事提供元:フィスコ


*10:33JST 7月の米雇用統計に対する関心はまずまず高いようだが・・・
 本日は7月の米雇用統計が発表されるが、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に決定的な影響を与えるとの見方は少ない。雇用関連の指標についてFRBは、7月と8月の雇用統計や労働市場に関するその他の指標を総合的に判断するものとみられている。

 7月の雇用統計内容が多少悪化しても、8月の内容がある程度改善すれば、9月利上げを見送ることにはならないと予想される。なお、市場関係者の間では、中国経済が急激に悪化しても米FRBは9月に利上げを行うとの予想が増えているようだ。米国経済に波及しないと断定できるわけではないが、中国から米国への資金シフトが発生した場合、米国経済への影響は限定的なものにとどまるだろう。《MK》

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