IMF:SDR構成通貨の見直しを開始、人民元の自由化が不可欠

2015年8月6日 08:06

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:09JST IMF:SDR構成通貨の見直しを開始、人民元の自由化が不可欠
国際通貨基金(IMF)の幹部は4日、5年に一度行われる特別引出権(SDR)の構成通貨の見直しについて、すでに着手していると発言。また、SDRの構成通貨は来年9月までに変更しないことを提言したという。

同幹部は、SDRへの組み入れ条件について、通貨発行国の貿易量と自由に使え、両替できる状態という2つの要素によって決められると説明。中国の人民元の組み入れについて、貿易量ではクリアしていると指摘した。ただ、自由度について、IMFが評価している段階だと発言した。《ZN》

関連記事