NY金:反落で1085.60ドル、米9月利上げ観測によるドル高で売り

2015年8月6日 02:58

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記事提供元:フィスコ


*02:58JST NY金:反落で1085.60ドル、米9月利上げ観測によるドル高で売り
NY金は反落(COMEX金12月限終値:1085.60↓5.10)。1091.70ドルから1082.00ドルまで下落した。この日発表の米国の経済指標が材料となり、まず7月ADP雇用統計(民間雇用者数)が予想を下回る増加にとどまり、連邦準備理事会(FRB)の9月利上げ観測が後退。一時ドル売りが強まったタイミングで、金は買われた。


その後、7月ISM非製造業景況指数(総合)がほぼ10年ぶりの高い水準に上昇したことを受けて、FRBの9月利上げ観測が再燃。ドル買いに転換した際に(ドル・円は一時125円01銭に上昇、ユーロ・ドルは1.0847ドルに下落)、金は売りに転じた。《KK》

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