夏休みに使うお金は調査開始以来最高の8万9,296円-明治安田生命

2015年8月2日 19:09

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 明治安田生命が行った「夏に関するアンケート調査」の結果、夏休みに使うお金の平均は3年連続で増加し、2006年の調査開始以来最高となる8万9,296円となった。調査は、20~59歳までの男・女1,113名に対して行われた。

 夏休みの平均は8.1日で、理想とする夏休みの長さの平均12.5日の3分の2ほどだった。

 夏休みに使う金額について全体の平均は3年連続増加し、8万9,296円(前年比4,405円増)となり、調査開始以来最高となった。家族構成別では、既婚世帯が10万2,955円と昨年から1万4,284円増加し、調査開始以来初めて10万円を越えた。地方別では、関東地方が11万363円と昨年から1万2,164円増加し、地方別で唯一10万円を上回った。3大都市圏の金額が比較的高い傾向が続いているものの、3大都市圏とその他の地方との差は、昨年の3万640円から2万4,745円と約6,000円縮まっており、同社では地方にも景気回復の波が届き始めていると分析する。

 また、夏のボーナスについて聞いたところ、昨年同様「増えた」(17.0%)が「減った」(12.3%)を上回った。一方で、夏休みの過ごし方について聞いたところ、トップは「自宅でゆっくり」(67.9%)で、2位が「国内旅行」(38.9%)、3位が「帰省」(30.9%)だった。(記事:町田光・記事一覧を見る

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