NY金:続落で1092.60ドル、中国株反発、米FOMC声明への警戒で売り継続

2015年7月30日 02:53

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記事提供元:フィスコ


*02:53JST NY金:続落で1092.60ドル、中国株反発、米FOMC声明への警戒で売り継続
NY金は続落(COMEX金8月限終値:1092.60↓3.60)。1088.90ドルまで下落した後、いったん上昇に転じたが、1097.60ドルまでの反発にとどまった。NY通常取引終了後に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控え、景気判断や利上げ時期への警戒感から、金は売りが優勢になった。


また、29日の上海総合指数が4日ぶりに反発したことを好感して、欧米が株高となり、安全資産としての金の買い需要が後退したことも、売りにつながった。なお、次の取引の中心になるとみられる12月限の29日値動きは、高値が1098.30ドル、安値が1089.80ドル、引けは1093.30ドルであった(前日比3.40ドル安)。《KK》

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