重債務国の債務削減の是非に関する議論が活発化するか?

2015年7月20日 18:06

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記事提供元:フィスコ


*18:06JST 重債務国の債務削減の是非に関する議論が活発化するか?
 メルケル首相は「ギリシャはすでに救済措置を受けている。民間投資家が自発的に債務を削減し、我々も一度期限の延長と利息の軽減を行っている」と指摘したうえで、「そのような可能性を再び協議することは可能だ」と述べたそうだ。

 市場関係者や専門家の間では、ギリシャの債務問題を解決するためには思い切った債務削減が必要不可欠との意見が多い。ただし、ギリシャの債務削減が認められた場合、スペインなどの他の重債務国の債務削減の是非について議論されることは避けられない状況となる。《MK》

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