Apple Watchで手首に火傷をする、という報告が一部ユーザーから出る

2015年7月14日 19:42

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 数としては少ないようだが、Apple Watchを使用していて火傷をしたという報告が一部のユーザーから出ている(FusionDaily Mail OnlineThe AustralianNeowin)。

 皮膚がかぶれたといった報告はApple Watchの発売当初からあったが、火傷したという報告は最近になって出てきたようだ。あるユーザーはApple Watchを装用してヨガをやっていたところ焼けるような感覚があり、バンドがきつすぎるのかと思って緩めたが、後で見ると水疱ができていたと述べている。Apple Watchのケースが当たる部分の皮膚が赤くなった写真を公開しているユーザーもいる。

 AppleのWebサイトでは敏感な皮膚反応を示す原因として「アレルギー、環境的要因、刺激性物質 (石鹸や汗など) に長時間さらされる」ことを挙げており、Apple Watchにはニッケルやメタクリル樹脂が使われていることを説明している。また、バンドがきつすぎれば皮膚がかぶれる可能性があり、緩すぎれば皮膚がこすれる可能性があるとしているが、火傷に関する記述はない。

 実際のところ、炎症がApple Watch本体の過熱による火傷なのか、そのほかの原因によるものなのかは不明だ。心拍数センサーのLEDが原因となっている可能性を指摘するユーザーもいる。LG G Watchでも同様の問題が昨年発生しているが、こちらはケース裏面に露出している充電用の電極間に流れる微弱な電流が原因だと判明しており、充電中以外には電流が流れないようにするアップデートが配布されている。

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