【銘柄フラッシュ】北日本紡績など急伸しミクシィなど公募増資株の回復目立つ

2015年7月8日 17:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 8日は、大東紡織 <3202> が一部事業の譲渡による特別利益や事業再編が好感されて一時14.3%高の急伸となり、林兼産業 <2286> はTPP(環太平洋経済連携協定)交渉の再開に向けた期待などから8.8%高となって出直りを強めた。北日本紡績 <3409> (東2)は業績回復期待に加え、このところ「継続前提の注記」のつく銘柄が人気化してセーラー万年筆 <7992> (東2)が上値を追ったことを連想する様子もあり42.9%ストップ高。理経 <8226> (東2)は米社との代理店契約などが好感されて25.6%ストップ高となった。

 ミクシィ <2121> (東マ)は昨日公募増資などを発表し、株数の増加を織り込むところに全体相場の大幅安が重なったため一時約15%安まで下げたが、大引けは8.5%安と大きく回復して需給調整を早々と織り込む様子になった。カーリットHD <4275> も公募増資による需給調整が一巡したようで昨日の下げから急反発の3.5%高。

 グリーンランドリゾート <9656> (東2)は九州地区の世界遺産登録が好感されて3日連日ストップ高の17.9%高となり、アプリックスIPホールディングス <3727> (東マ)は近距離情報伝達システムが欧州の芳香剤大手に採用とされて17.3%ストップ高。

 本日新規上場のクレステック <7812> (JQS)は前場、買い気配のまま初値がつかず、後場12時43分に公開価格960円を82%上回る1751円で初値が付き、その後1849円まで上げて終値も1500円と好調なスタートとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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