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中国:観光ガイド95万人のうち7割が副業
記事提供元:フィスコ
*09:36JST 中国:観光ガイド95万人のうち7割が副業
全国で正規の資格を持つ観光ガイド95万人のうち、その7割が副業であることが分かった。政府系メディアが伝えた。中国の観光ガイドは契約ガイドとフリーランスガイドに分けられる。前者は旅行社に所属し、最低賃金、社会保険が保障されている。後者は兼業で、固定給がなく、社会保険にも加入していない。仕事も不定期だ。近年、問題となっているツアー客に対する「買い物強要」や「有料オプショナルツアーへの参加強要」は、そのほとんどがフリーランスのガイドによって引き起こされているのが実情だ。
観光ガイドを含む旅行業界は全般的に基本給が高くない。広東省仏山市を例に見ると、同市旅行業界の最低賃金は月額1400人民元、観光ガイドが2600人民元以上だが、仏山市の平均最低賃金(6082人民元)を大幅に下回っている。こうした低賃金環境が旅客サービスの低下や違法な行為につながっているといえそうだ。
【亜州IR】《ZN》
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