三菱商事、コロンビアの小規模農家から日本へコーヒー豆を輸入

2015年7月3日 02:38

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コーヒーチェリーの最も外側の皮を取り除く装置「Pulping Machine」(三菱商事の発表資料より)

コーヒーチェリーの最も外側の皮を取り除く装置「Pulping Machine」(三菱商事の発表資料より)[写真拡大]

 三菱商事は2日、コロンビアコーヒー生産者連合会(Federacion Nacional de Cafeteros de Colombia、FNC)とともに支援して来たコロンビアの小規模コーヒー栽培農家が生産したコーヒー豆を、日本de
販売すると発表した。

 コロンビア北東部のNorte de Santander県の288の農家から、同支援プロジェクトによって品質が向上したコーヒー豆を購入し、日本向けに販売する。従来、小規模農家のコーヒー豆は日本には他地域産コーヒー豆とのブレンド豆として輸出されていたが、今回初めての単品での輸出・販売となる。

 これらのコーヒー豆は3.40米ドル/kg程度で取引されるコロンビアの平均的なコーヒー豆よりも高価格帯に属し、10月~11月頃に日本に入る予定。

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