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サケ・マス保護で流し網漁禁止に「残念」
記事提供元:エコノミックニュース
ロシアの排他的経済水域でのサケ・マスの「流し網漁」を禁止する法案がロシアの下院に続き、24日、上院でも可決したことに、菅義偉官房長官は25日、「日本政府として、我が国の漁業者が操業できるようにロシア側に働きかけを行ってきたが、それにもかかわらず、上院でも通過したことは極めて残念だ」と理解を得られなかったことを懸念した。
法案は大統領の署名を経て成立すれば、来年1月から、同水域での流し網漁は全面的に禁止されるため、この水域で流し網漁をしている日本漁業者に大きな影響は否めない。
菅官房長官は「安倍晋三総理から、再度、プーチン大統領に直接働きかけをしたところであった」とした。
また今回の措置がウクライナ情勢に対するロシアへの制裁へのけん制ではないのかとの記者団の問いには「まったく当たらない」と別の問題とし、ウクライナ情勢の影を落とすものではないとの認識を示した。ロシアも生物保護の措置だとしている。(編集担当:森高龍二)
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