スズキ、マレーシアの国民車メーカーと協業

2015年6月16日 08:28

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15日にマレーシアで行われた調印式(スズキの発表資料より)

15日にマレーシアで行われた調印式(スズキの発表資料より)[写真拡大]

 スズキは15日、マレーシアの国民車メーカー「プロトン社」と協力関係を進めることに合意し、協業の覚書と技術援助契約を締結した。

 協業の第一段階として、スズキがスズキモデルのKD部品をプロトン社に供給する。プロトン社は自社工場でプロトンバッチにて生産を行い、マレーシア国内の販売網で販売していく。

 まずは、小型乗用車1車種のKD部品を供給し、2016年夏頃よりプロトン社のタンジュンマリム工場で生産を開始する予定。他のスズキ車種については今後検討していく。また、将来的には、エンジン・トランスミッションの供給を行い、プロトン社独自開発モデルへの搭載も計画していく。

 「プロトン社」は1983年に設立されたマレーシアの第一国民車メーカーで、2014年販売台数は約11万6,000台、国内シェアは約17%。

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