日本年金機構、約125万件の個人情報流出

2015年6月2日 19:06

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 日本年金機構は1日、扱っている個人情報約125万件分が流出したと発表した。

 同機構によると、流出した125万件のうち、約116万7,000万件が基礎年金番号・氏名・生年月日の3つの情報、約5万2,000件が基礎年金番号・氏名・生年月日・住所の4つの情報、約3万1,000件が基礎年金番号・氏名の2つの情報であるという。

 流出した理由は、コンピューターウィルスが含まれた電子メールの添付ファイルを開けたことで、不正なアクセスが行われたためだという。

 個人情報が流出した利用者は、基礎年金番号を変更することにし、個別に知らせることにしている。また、2日以降に利用者から年金手続きがあった場合は本人確認を行った上で、手続きを行うことにしている。

 同機構では、専用電話窓口を設置した。電話番号は0120-818211で、14日までの受付時間は8時30分~21時(土曜・日曜も対応)。なお、15日以降の受付時間は公式ウェブサイト上で案内するという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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