関連記事
人間の血液から神経細胞を作り出す技術
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 マクマスター大学の研究者であるMick Bhatia氏が、血液から直接中枢神経系と末梢神経系の幹細胞を抽出する方法を発見したという(therecord.com、CBCNews、CellReprts、myHealth、slashdot)。
こうした神経細胞は血液や皮膚などと異なり、患者の人体から簡単にサンプルを入手することができなかった。現在、鎮痛剤として使われているオビオイトは、誰にでも効果はあるが中毒性などの副作用があるものが多い。今回の血液から幹細胞を抽出する技術を使用すれば、個々の患者の神経細胞を使って患者にあった適切な鎮痛剤を開発できるとしている。将来的にはアルツハイマー病、パーキンソン病、ALSなどの治療にもつながるかもしれないとしている。
関連ストーリー:
ES細胞から小脳の神経組織を作ることに成功、理研の故笹井氏も研究に貢献 2015年02月02日
大阪大、iPS由来の細胞で心筋梗塞から回復する実験に成功 2015年01月31日
若い血液との交換で若返りが可能? 2014年05月09日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク