富士フイルム、小型軽量・高画質・快適操作性のミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T10」

　富士フイルムは18日、プレミアムミラーレスカメラ「Xシリーズ」の最新モデル「FUJIFILM X-T10」を6月25日から発売すると発表した。製品名は「FUJIFILM X-T10」と「FUJIFILM X-T10レンズキット」。カラーはシルバーとブラック。価格はオープンプライス。

　新製品は、小型軽量ボディに、動いている被写体に強い「新AFシステム」と、0.62倍大型表示倍率・世界最短表示タイムラグ0.005秒の電子ビューファインダー「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載。写真撮影の基本スタイルに最適な操作性能とデザインを兼ね備え、「ファインダーをのぞいて撮る楽しさ」が感じられるカメラである。

　新製品で実現された主なポイントは、新デザインの小型・軽量ボディと写真撮影の基本スタイルに最適な操作性能。リアルタイム・ビューファインダーの搭載。位相差AFを搭載したAPS-Cサイズの「X-Trans CMOS II」センサーと画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」の組み合わせによる写真画質と高速レスポンス。動いている被写体の決定的瞬間をとらえる「新AFシステム」の搭載。幅広い撮影領域をカバーするフジノンXマウントレンズの18本のラインアップ。

　主な仕様として、有効画素数は1630万画素。液晶モニターは3.0型のチルト式TFTカラー液晶モニターで約92万ドット・標準撮影枚数は約350枚(XF35mmF1.4R使用時、LCD表示ON)。動画記録は、Full HD(1920×1080)連続最大約14分まで、HD(1280×720)連続最大約27分まで。寸法・質量は、(幅)118.4mm×(高さ)82.8mm×(奥行き)40.8mm(奥行き最薄部31.9mm)。約381g(付属バッテリー、メモリカード含む、含まない場合、約331g)。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）