いすゞ、小型トラック「エルフ」のハイブリッド車改良モデルを発売

2015年4月10日 17:13

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いすゞ自動車が発売した「エルフ」の改良モデル (写真提供:いすゞ自動車)

いすゞ自動車が発売した「エルフ」の改良モデル (写真提供:いすゞ自動車)[写真拡大]

 いすゞ自動車は10日、小型トラック「エルフ」のハイブリッド車を改良し、全国一斉に発売したと発表した。

 今回発売する「エルフ」のハイブリッド車(TSG-NMR85AN)では、モーター駆動のみで走行することで騒音に配慮した静かな走行ができるEVモードを追加した。また、エンジンの改良に加え、省燃費走行をサポートする「スマートグライド+e」のサポート領域を従来の範囲から拡大し、ハイブリッド機能をより活用できるようになった。

 また、ハイブリッド車専用のマルチインフォメーションディスプレイを採用し、ハイブリッドの作動状況や燃費状態などの情報をドライバーにリアルタイムにフィードバックできるようになった。さらに、ラジエーターグリルおよびシート、ステアリングホイールのデザインを変更した。加えて4JJ1エンジンを改良し、新インジェクターおよび可変容量パワーステアリングポンプの採用、低圧縮化、6速トランスミッションギヤ比の見直しなどにより燃費を向上した。

 東京地区希望小売価格は514万9,440円(税込)で、年間4万台の販売を目標としている。

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