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トヨタが広東省広州に新工場建設へ、年産能力10万台
記事提供元:フィスコ
*09:10JST トヨタが広東省広州に新工場建設へ、年産能力10万台
自動車世界最大手のトヨタ自<7203>が中国工場を新設する計画だ。生産拠点の構築は5年ぶり。世界最大の自動車マーケットを擁する中国で増産態勢を築く。販売需要を満たすため、年産能力10万台で「ヤリス(ヴィッツ)」の生産に乗り出す構えという。中国政府系メディアが3日、外電情報として伝えた。
工場の新設計画は、今月末にも正式発表される。3-4年後の量産を目指す。米国と隣接するメキシコにも新工場を置く。年産能力は20万台。中国とメキシコを合わせた新工場向け投資額は、1500億円に上る見通しだ。
ただ、トヨタ自動車はまだ発表していない。
15年中国販売目標として、トヨタは前年実績比6.5%増の110万台を掲げている。新たに投入する車種は、新型カムリ、新型ハイランダー、新型クラウン、レビンのハイブリッドモデルなど。14年の販売実績は、前年比12.5%増の103万2400台。2ケタ成長を確保したものの、目標としていた110万台超は未達に終わった。中国では現在、合弁会社の一汽トヨタや広汽トヨタを通じて生産・販売している。
【亜州IR】《ZN》
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