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ASUS、GTX 960、970搭載の極小オーバークロック済みビデオカードを発表
ASUSは3日、NVIDIA CorporationのNVIDIA GeForce GTX 970と同GTX 960をそれぞれ搭載するビデオカード2製品の発売を発表した。
どちらも長さがわずか170mmしかない極小サイズのビデオカードでありながら、性能はリファレンス設計のビデオカードよりも優れ、独自にコアクロックを向上したオーバークロック仕様のビデオカードである。品番は、「GTX970-DCMOC-4GD5」、「GTX960-MOC-2GD5」。価格はオープンプライス。
2製品共通の特徴は、ハイブリッド構造でエアフローを向上した「CoolTechファン」を搭載していること。シングルファン構成でありながら優れた冷却性能を実現。横方向に強い圧力で空気を押し出すブロアーファンと、放熱フィンに対して垂直に空気を吹き付けるファンの機能を併せ持った新発想のファンである。
また、同社の設定した厳しい要求を満たすコンデンサやコイルにまでカスタマイズされた部品を使用していること。これにより耐用年数、対応電圧、オーバークロック時の安定性などが高められている。
および、リアルタイムハードウェアモニタ機能とリアルタイムオーバークロック設定機能を搭載する高機能ソフトウェア「GPU Tweak」を搭載していること。これによりWindows上からビデオカードの状態を把握でき、詳細なオーバークロックの設定や、ストリーミング動画配信機能、ゲーム画面のリアルタイム配信が可能である。
「GTX970-DCMOC-4GD5のみの特徴」として、ベイパーチャンバー(内部が空洞の板に冷媒となる液体を封入して気化熱で熱を移動する技術)をGPUに密着させて搭載していること。これにより強力な冷却性能を実現する。
「GTX960-MOC-2GD5のみの特徴」として、ゲーム画面のインターネット配信、およびゲームのフレームレートやGPU負荷などの表示や、SplitmediaLabsの「XSplit Gamecaster」ソフトウェアを付属していること。1年間のライセンスが付いている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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