インテル、第5世代「Core vPro プロセッサー」の製品ファミリーを発表

　インテルは2日、企業向けPCプラットフォーム「vPro」の最新世代となる第5世代「Core vPro プロセッサー」の製品ファミリーを発表した。

　よりモバイル化された、活動的な職場に対するニーズに応えるため、第5世代Core vProプロセッサー製品ファミリーでは、性能向上のほか、ワイヤレス接続やセキュリティ、管理機能などを強化している。

　4年前のノートPCとの比較では、バッテリー駆動時間が最大2倍、処理性能が2倍以上、薄さが最大3分の1になっているという。クライアント端末の種類も増え、2in1、Ultrabook、超薄型クラムシェル、ミニPCなどをそろえる。

　ワイヤレス機能として、インテル Pro ワイヤレス・ディスプレイ(インテルR Pro WiDi)に対応し、これを利用することでプレゼンテーションルームや会議室などをケーブルが不要な環境に変えることができる。また、プレゼンター向けの柔軟性の高いコントロールとプライバシー保護の機能を通じたビジネスユーザー向けの利便性を向上させた。

　加えて、ネットワークの混雑によるリスクとセキュリティ上の脆弱性を軽減できる無線のチャネル管理機能、インテル Pro WiDi アダプターをリモートで効率的にアップデート・管理できる機能なども備えた。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）