NTTファシリティーズ、高知県内に2か所のメガソーラーを竣工

2015年3月30日 23:26

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発電所に採用した「DC1000Vシステム」の概要(NTTファシリティーズの発表資料より)

発電所に採用した「DC1000Vシステム」の概要(NTTファシリティーズの発表資料より)[写真拡大]

  • 発電所に採用した「DC1000Vシステム」の概要(NTTファシリティーズの発表資料より)

 NTTファシリティーズは30日、高知県香南市に「F香南野市太陽光発電所」が24日に、高知市に「F高知浦戸太陽光発電所」が27日にそれぞれ完成し、運転を開始したと発表した。

 「F香南野市太陽光発電所」は同社49か所目となる太陽光発電所。3日からすでに発電を開始しているという。出力は1.524MW (1,524 kW)で、年間発電量は一般家庭の消費量約500世帯分(同社試算)に相当する1,801MWhを想定している。

 「F高知浦戸太陽光発電所」は同社50か所目となる太陽光発電所。13日からすでに発電を開始しているという。出力は2.406MW (2,406kW)で、年間発電量は一般家庭の消費量約833世帯分(同社試算)に相当する3,000MWhを想定している。

 両発電所では、太陽電池の1直列回路(ストリング)に流れる直流電源の電圧を、従来の600Vから1,000Vに引き上げることで、構築コストを減らす「DC1000Vシステム」を採用。また、不具合などによる出力低下を検出する「発電診断システム」も採用している。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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