ユニチカ、タイでポリエステルスパンボンド不織布の生産設備を増設

　ユニチカは27日、ポリエステルスパンボンド不織布の生産設備を、タイに増設することを発表した。増設するのは、パンボンド不織布製造・販売会社であるタスコ（THAI UNITIKA SPUNBOND CO.,LTD）で、生産能力は年産4,000トンから年産1万トンとなる。

　今回の増設は、新中期経営計画の成長戦略で掲げている「ポリエステルスパンボンド不織布におけるアジア№1地位の維持拡大」を遂行するために、成長著しい地域を中心とした今後の市場拡大に対応する供給体制の強化、スパンボンド不織布に要求される性能のさらなる高度化に対応するためとしている。

　投資額は約40億円で、2017年4月に稼働開始する予定。