航空機の定時運航率は中国が最悪、上海2空港がワースト1、2位

2015年3月24日 10:17

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:20JST 航空機の定時運航率は中国が最悪、上海2空港がワースト1、2位
「航空機の定時運航率は、中国の空港と航空会社が世界で最悪」との調査結果がこのほど発表された。航空会社の運航品質などを調査する米フライトスタッツ社のまとめによれば、世界の主要61空港のうち、離陸の遅延が目立った7空港はすべて中国本土にあったという。香港メディアの報道を引用して銭江晩報などが22日付で伝えた。
名前が挙げられたのは、上海虹橋、上海浦東、杭州粛州、深セン宝安、広州白雲、重慶、北京首都国際の7空港。うち、上海虹橋が定時離陸率37.17%でワースト1位。上海浦東が37.26%、杭州粛州が37.24%でワースト2、3位だった。一方で61空港のトップは東京国際空港。定時離陸率は89.76%に達した。
航空会社別でも、中国の定時運行率は良いとは言えない。定時到着率でみた上位10社に中国本土・香港系の航空会社は入らなかった。

【亜州IR】《ZN》

関連記事