シャープ、テレビなどと連動する4K対応ネットワーク端末を発売

2015年3月19日 17:28

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ITユニバーサルボックス「SC-BX2」(シャープの発表資料より)

ITユニバーサルボックス「SC-BX2」(シャープの発表資料より)[写真拡大]

  • ITユニバーサルボックスを活用したソリューション展開例(シャープの発表資料より)

 シャープは19日、ネットワーク対応端末「ITユニバーサルボックス SC-BX2」を4月下旬に発売すると発表した。テレビやサイネージ用ディスプレイ、Webカメラなどと連携し、様々な業務用システムを構築する。

 新製品は、OSに汎用性の高いAndroidを採用し、用途別に開発したアプリケーションやコンテンツ、データなどを搭載、様々なソリューションに活用できる。また、4K表示出力に対応しているので、4K表示対応のテレビやサイネージ用ディスプレイと接続すれば、高精細の4K動画コンテンツを使用したデジタルサイネージシステムが構築できる。

 さらに、有線や無線LAN、Bluetoothなど複数のネットワーク機能を搭載しているほか、システムにトラブルが生じた際も自動で再起動したりファイル修復も行えるなど、業務用システムで求められる機能も充実している。オープン価格。

 シャープでは今後、デジタルサイネージシステムをはじめ、ホテルのコンシェルジュサービスや高齢者向け住宅での見守りサービス、各種健康機器との連携によるヘルスケアサービスなど、様々なソリューションに提案していくとしている。

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