バッファロー、企業向け3年保証の高信頼性NAS専用ハードディスクを発表

2015年3月13日 05:35

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新製品外観写真(バッファロー発表資料より)

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 バッファローは、NAS専用ハードディスクを採用し保証期間を3年としたWindows Storage Server 2012 R2搭載の法人向けNASに容量の異なる4品番を追加し、3月下旬から発売する。容量と価格(税抜き)は、16TBが39万円、12TBが34万円、8TBが30万円、4TBが27万円である。

 新製品は2012年11月に法人向けに発売したNAS「テラステーション WSS WS5000R2シリーズ」の3年保証モデル。長時間稼働に適したNAS専用ハードディスクを搭載、高い信頼性と安定した動作により故障のリスクを低減している。オフィス向けNASとして、トップクラスの速度を実現するIntel Atomデュアルコアプロセッサー(1.86GHz)を採用した。また、高速DDR3メモリを4GB搭載するなどハイパフォーマンスなハードウェア構成を誇る。

 Windows Storage Server 2012 R2の持つ標準機能には、メイン機のデータをサブ機に自動バックアップする「レプリケーション機能」や、インターネット経由で別地域に設置した同製品にバックアップを行う「DFSレプリケーション機能」があるため、万一のトラブルや災害時にもデータを守れる。

 さらに、「NICチーミング」に対応し、ネットワーク環境の負荷分散、高速通信と冗長化も可能である。その他、ハードディスク容量を効率的に活用する「記憶域プール」や「シン・プロビジョニング」にも対応。高速なバックアップが行えるUSB3.0ポートも搭載する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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