セブン&アイHD、万代と業務提携　関西地域の食品小売を強化

　セブン&アイ・ホールディングス（セブン&アイHD）は10日、万代と、資本提携を視野に入れた業務提携を行なうと発表した。

　セブン&アイグループは、関西地域での食品小売分野の事業基盤強化を図るため、同地域の近畿2府3県に食品スーパーマーケットを展開している万代との業務提携を実施することとした。この業務提携を通じ、関西地域における同社グループにおける食品小売分野さらなる成長を図る。なお、両社は資本提携の締結に向けての協議を開始している。

　両社は、この業務提携を通じ、食品小売分野における物流、人材開発、商品共同開発などにおける協力関係の構築や各社が持つ経営ノウハウを活用した地域に根ざした店づくりの推進などの施策を実施する。そして、その効果を追求するとともに、ポイント・決済にかかる金融関連サービスにおける連携を推進する。