日本郵船が客船事業子会社を売却、雲頂香港に5.5億米ドルで

2015年3月4日 14:11

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記事提供元:フィスコ


*14:11JST 日本郵船が客船事業子会社を売却、雲頂香港に5.5億米ドルで
日本郵船<9101>は3日、米客船事業子会社クリスタル・クルーズの全株式を売却すると発表した。客船事業の見直しを図る。クルーズサービス事業者の雲頂香港(旧麗星郵輪:678/HK)に5億5000万米ドルで売り渡し、約261億円の特別利益を計上する見込み。
1988年に設立されたクリスタル・クルーズは、客船「クリスタル・シンフォニー」と「クリスタル・セレニティ」の2隻を運航している。権威ある米旅行雑誌「トラベル&レジャー」において、業界で初めて19年連続して「ワールド・ベスト・ラージシップ・クルーズ・ライン」を受賞するなど高い評価を受けている。
雲頂香港は4つのクルーズブランド(麗星郵輪:スタークルーズ、ダ威郵輪:ノルウェージャンクルーズ、東方郵輪 :オリエントクルーズ、郵輪客運 :クルーズフェリー)で定期観光船を運行。客船会社やリゾート運営会社などを有し、20カ国以上で事業展開している。

【亜州IR】《ZN》

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