日立、「1兆の500乗」通りから瞬時に実用解を導く半導体コンピュータを開発

2015年2月26日 10:28

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日立が量子コンピュータに匹敵する性能を持つ半導体コンピュータを開発したそうだ。「1兆の500乗」という組み合わせにも対応できる上、従来の半導体チップで実現しているため室温で動作可能で、電力効率も大幅に優れるとのこと(ITmedia)。

 日立は、量子コンピュータの計算手法を半導体回路上で擬似的に再現することで、高速な処理が可能なコンピュータを開発した。最適化問題を、磁性体の振る舞いを数学的に表現する「イジングモデル」に変換して解くもので、これを半導体CMOS回路上で擬似的に再現したとしている。

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