知財高裁、シャープの「IGZO」の商標を取り消す

2015年2月25日 19:40

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 シャープの登録商標「IGZO」について、特許庁が「原材料名は商標に使えない」として登録を無効にしていた判断について争っていた裁判で、知財高裁がシャープの請求を棄却、IGZOは商標として認められないこととなった(朝日新聞)。

 IGZOは、インジウム(Indium)、ガリウム(Gallium)、亜鉛(Zinc)、酸素(Oxide)から構成されることから名付けられた呼称。この裁判は、IGZO関連技術の開発を行い、特許権や関連特許を所有する科学技術振興機構(JST)が「IGZOは原材料名である」として特許庁に登録無効を求めたのが発端。

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