2008年と2015年の既視感

2015年2月13日 11:16

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記事提供元:フィスコ


*11:17JST 2008年と2015年の既視感
2015年2月末のギリシャ救済プログラムの期限に向けて、ギリシャ反緊縮政権と国際債権者との間で「チキンゲーム」が続いている。
16日のユーロ圏財務相会合では、ギリシャに対する6ヶ月間の「つなぎ融資」により、9月までの危機の先送りが模索されている。

ウクライナでは、デフォルト(債務不履行)寸前のウクライナと欧米の経済制裁で窮地に追い込まれているロシアとの間で停戦合意が締結された。

ロシアは、欧米の経済制裁が継続し、原油価格が続落した場合、1998年8月のようなデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が警戒されていた。

2008年3月、米国第5位の投資銀行ベアー・スターンズが事実上の経営破綻を発表し、JPモルガンチェースに救済買収された。
2008年9月、米国第4位の投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻した。《MY》

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