GoogleがSPDYのサポート終了を発表、HTTP/2に移行

2015年2月12日 11:14

印刷

記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 Googleが提唱し先行して実装を進めていたWWW向けプロトコルSPDYについて、GoogleがGoogle Chromeなどでの段階的なサポートの停止と、HTTP/2への移行を行うことを発表した(Chromium Blogの記事INTERNET Watchの記事ITmediaニュースの記事本家/.)。

HTTP/2はSPDYを元に標準化が進められており、非標準規格であるSPDYは役目を終えたという判断であろう。Google ChromeでのSPDYのサポート廃止は2016年初めを予定しているとのこと。また、HTTP/2のサポートについてはChrome 40から段階的に行っていくという。

 GoogleではSPDYサポート終了と同時に、TLS拡張のNPNについてもChromeでのサポートを終了する。そのため、サーバー開発者に対してHTTP/2とALPNへ移行することを強く推奨している。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | Chrome | インターネット | IT

 関連ストーリー:
多くのサイトではHTTPよりもHTTPSのほうが速くアクセスできる? 2014年12月09日
HTTP/2の最終草案がリリースされる。Firefoxのナイトリービルドでサポートへ 2014年08月07日
Google が UDP を高速化した QUIC プロトコルを開発 2013年02月26日
Opera 12.10 が公開される 2012年11月13日
Google、「Webの高速化」をうたう高速データ送受信技術「SPDY」を発表 2009年11月14日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事