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テロ念頭にパリなどで邦人に安全対策セミナー
記事提供元:エコノミックニュース
外務省は在外邦人の安全対策を強化するため、8日までに検討チーム(座長・中根一幸外務大臣政務官)での検討結果から、すぐに取る対応を公表した。警備員を増強するなど日本人学校の警備強化などに加え「中東・北アフリカ諸国を中心に実施してきた『在留邦人向け安全対策セミナー』を新たに欧米諸国などでも行う」。
外務省は「大都市におけるテロ対策を念頭にパリ、ベルギー、ロンドン、メルボルン等5都市に危機管理の専門家を巡回派遣し、具体的安全対策について在留邦人を対象にセミナーを開く」としている。
外務省ではこのほかに、在留邦人数が特に多い国や地域で携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)による一斉情報発信と安否確認システムを運用するほか、短期渡航者のための登録システムで「たびレジ」の普及・活用のため利便性向上を目指すとともに、都道府県の旅券事務所や旅行代理店、大学等と連携した広報活動を展開する。(編集担当:森高龍二)
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