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政治から読み解く【経済と日本株】:中西健治氏「予算案では国債の発行金利は1.8%」
記事提供元:フィスコ
*18:29JST 政治から読み解く【経済と日本株】:中西健治氏「予算案では国債の発行金利は1.8%」
参議院議員の中西健治氏が「本日内閣に提出した質問主意書の2通目。予算案では国債の発行金利が1.8%と設定されている。市場実勢とかけ離れている。慎重な前提をおくことは結構だが、問題は財務省の説明が毎年変わることと余ったお金を補正予算の財源として使ってしまうこと。」とツイートしている。
15年度予算案で国債発行額が6年ぶりに40兆円を下回ると話題となったが、メインの10年国債の調達金利となる長期金利を1.8%と想定した点も市場は注目している。0.2-0.3%の実勢金利を大幅に乖離していることから、利払い費は政府想定を1兆円ほど下回る可能性がある。政府は「急な金利上昇に対応するため」としているが、日銀が積極的な国債買入を行っている状況下、1.8%まで金利が上昇することは「金融緩和政策の失敗」を意味する。《MT》
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