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中国の自動車保有は2.64億台、35都市で100万台超え
*14:19JST 中国の自動車保有は2.64億台、35都市で100万台超え
中国の自動車台数が急ピッチに伸び続けている。2014年末の機動車(エンジン付き車両)保有台数は、中国全体で2億6400万台(↑前年末比5.6%)に膨らんだ。自動車保有台数が100万台を超える都市は、13年の31地域から35地域に拡大している。公安部交通管理局が27日に報告した。
14年に登記された機動車の数は2188万台に上る。廃棄分を除外し、前年比で1707万台の純増を記録した。登記数と純増数は、そろって年間ベースの過去最高を更新している。
機動車の内訳は、自動車が1億5400万台、自動2輪車は残り1億1000万台。全体に占める自動車の比率は、5年前の43.88%から58.62%に拡大した。
自動車のなかでも乗用車は1億1700万台。うち自家用車は、前年比1752万台(19.89%)増の1億500万台(乗用車の90.16%)に上る。100世帯当たりの自家用車保有数は25台に達した。首都の北京市では63台。広州市、成都市では40台を超えている。
運転ライセンスの保有者は3億人の大台を突破した。うち取得1年未満の新人ドライバーは2967万人。毎年の新人ドライバー数は、過去5年の平均で2057万人に達する。
3億超人を超えるドライバーのうち、自動車運転免許の保有者は2億4600万人(運転免許保有者の81.62%)に膨らんだ。うち2784万人が新人ドライバー。性別では、男性が2億3000万人(76.52%)、女性が7092万人(23.48%)となっている。女性の比率は、前年比で1.72ポイント拡大した。
各都市で保有台数が増え続けている。北京、成都、深セン、天津、上海、蘇州、重慶、広州、杭州、鄭州で200万台を超過。このほか25都市で100万台を上回っている。
【亜州IR】《ZN》
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