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【Newsで一枚】パシフィックネットの上田満弘社長
パシフィックネットの上田満弘社長(写真) パシフィックネット本社で日本インタビュ新聞の取材に応えて。[写真拡大]
パシフィックネットの上田満弘社長(写真) パシフィックネット本社で日本インタビュ新聞の取材に応えて。
■生産性向上で営業利益率大幅向上、『これからの業績は伸びる手応え』、株価中期4ケタの実力
パシフィックネット<3021>(東マ・売買単位100株)は1988年7月の設立当時はパソコンなどのレンタル中心だったが、現在では中古パソコンの引取回収、ハードディスク内のデータを完全消去した上で販売、レンタルを手掛ける。中古携帯電話販売も強化している。
2012年4月期に営業利益率3.7%でしたが、2014年5月期では7.02%に大きく向上していますが。
「社員の意識が高まり生産性が大幅に向上していることが一番の要因です。昨年は社員の所得を20%アップし社員の意識向上に応えています。今後も生産現場と販売が一体となった好循環が期待できます」ということだ。
2015年5月期・第2四半期は予想を上回り前年同期比23.1%増収、営業利益19.7%増益と好調。中古パソコンの需要はXP機入れ替えの一巡で鈍化しているが、中古スマートフォン・タブレットなど中古モバイル機器への需要は好調である。
全国主要都市に引取回収拠点8カ所を配し、情報漏洩防衛のためのセキュリティ対策も万全で、とくに情報流出に神経を尖らす企業からの信頼が厚く業績向上の原動力となっている。
まもなく創業30周年ですね、と尋ねると、 「これまで歩んできた約30年間の実績を土台にこれからは『一気に伸びる』という手応えを感じています。とくに、通信化、金融化を絡めた展開を積極的図っていきます」という。
マザーズから東証2部、東証1部への上場も視野に入っているようだ。
株価は昨年来高値が868円(14年7月)、同安値は433円(14年5月)で直近1月27日前場では516円。
今期予想1株利益33.2円で計算したPERは15.6倍、年16円配当に対する利回りは3.08%と高く、割安が目立つ。リユース業界のトレジャーファクトリーの株価が急騰したことからも同社株の中期4ケタは期待できるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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